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小田桐錦石研究所
日本, 〒038-0014 青森県青森市西滝3丁目19−27
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小田桐錦石研究所
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「おだぎり にしきいし けんきゅうじょ」 Odagiri Nishikiishi laboNatural Stone Supplier  ”Natural Stone Technical Evangelist”#にしきいし #輝石 #パワーストーン #天然石加工・展示・販売<錦石とは>錦石(にしきいし)とは、日本国、青森県の津軽地方で産出する様々な模様を成す多種多様な鉱物が混ざり合って模様となった輝石全般を現す石。 単一または特定の岩石(鉱物)を言い表すものではない。そのままで美しいものもあるが、大抵は研磨されるか切断(カット)される。 錦石には様々な鉱物があり、定義が曖昧である。石の内部に結晶化した水晶。水晶そのものや黄鉄鉱の結晶の塊。黄鉄鉱と水晶の塊なども観賞用として知られる。水晶はどちらかと言えば紫水晶が好まれるが、あれは多分、ブラジル産などの輸入物である。錦石は主として二酸化ケイ素(水晶質)を含み、非常に固くて重い石(モース硬度6.5~7/比重2.6-2.7)研磨すると光沢を帯びる。 縞瑪瑙のように単一素材で錦石と呼ぶものもあるが、他の鉱物と瑪瑙が混じった模様が美しいものも錦石と呼ぶ。 瑪瑙単一ではモース硬度7で、この7からが宝石として分類される。よって、これらも広義としては宝石に分類される。青森県で算出する瑪瑙は無色透明、白、縞瑪瑙(白系)および、最終氷期埋没林付近では地層から滲み出る黄色い汁が浸透して自然着色した黄瑪瑙および玉瑪瑙(ぎょくめのう)。赤単色(多)、黄色単色(少)、緑単色(希少)、赤黄緑のいづれかが混じったパーティカラー(希少)の碧玉(ジャスパー)。 木の化石である珪化木(多)。菊花石などが採取できる。小田桐錦石研究所では、錦石が産出する地層を「さんきそう」と読んでいるが、私の調べでは「第三紀層」が正式名称であることがわかった。この第三紀層は非常に古く硬い岩盤である。また、第三紀海底火山と位置が合致することから、錦石の産出についてはその第三紀も関わってくるのかもしれない。(詳しくはキーワードをネットで検索のこと)。推測ではあるが、この第三紀層が露出している場所こそが輝石を含む地層であり、青森県では日本海側寄りの山間部、河川、海岸線で採取可能となっているのではないか。ただ、ここ十数~数十年の間に西海岸(七里長浜)では護岸工事など、日本海の荒波による海岸の侵食を抑える工事が進んでいる。これにより水摩礫となるために必要な物理作用は阻害されている。また、波による撹拌が起きないため、錦石が砂に埋れたまま地表に現れにくくなっている。 錦石愛好家たちとの会話および、私がここ1年で行なった津軽半島付近の海岸線調査によりそれは裏付けられている。青森県の特産品および工芸品には「錦石」が含まれる。古くは江戸時代より親しまれた石を鑑賞するという趣味は、その産出量が減少するにつれて失われつつあり、同時にこれらを研磨・加工する業者も高齢化の一途を辿り、いづれ失われる可能性がある。水石という趣味が近年復活しているようではあるが、この水石に使える石も同じ場所で採取できる。パワーストーンと呼ばれる輝石にこの錦石を当てはめると、青森県で採れる輝石は、碧玉:ジャスパー。瑪瑙:オニキス。水晶:クリスタル。紫水晶:アメジストなどがある。肝心の錦石の原石は拾おうと思えばまだ拾えるものの、趣味でバレル研磨機を買って自宅に置き、更に延々と騒音を出しながら稼働させることは困難。よほどの石好きでもなければ到底続かない趣味でもある。 また、何にでも首を突っ込んでは一定以上の実績を上げるとすぐに飽きる私には到底無理。近年のパワーストーンを身につけるという文化は海外からの安価な石が使われている。 国内産の輝石は安価な外国産に圧され流通量も減ると同時に価格も上昇。特に、新潟県の糸魚川から産出する国産の翡翠は石ころ数個程度で数万円と高価。日本国の石が水晶から翡翠に変更となったことも手伝ってなかなか入手も手軽ではなくなった。 しかも素人には白い石ころにしか見えないし、翡翠と分かるような鮮やかな翡翠色ではないものでさえ、あの価格では手軽さは全くないし、素人には産地が分からないので注意。手っ取り早いのは、自分で現地で採取したものをこういった錦石屋さんに頼んで加工してもらうこと。 そのリンクくらいは持っていた方がいい。気に入った石を自分でアクセサリーに加工するには費用も手間も技術も必要だ。しかし、石については石のプロに任せたほうが良い。

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