10年ほど前でしたでしょうか、母親が心臓大動脈解離で命拾いして、オペ後に再度水が心臓に貯まって、何とか再手術しなくていい方法が無いのかとセカンド・オピニオンとして先生に相談に行きました。そうしたところ、そんな方法はない!死んでも当然な病気を治してもらったんだ!感謝すべき!と怒られて泣いて帰ってきました。確かに紹介状もなく行きつけの先生だからと軽い相談に行ったのが気に入らなかったと仰るならそれまででしょう。しかしながら医師が死んで当然…生きてるのがおかしいというような言い方を素人の患者さんにするものでしょうか?当然、母親はオペ担当していただいた先生には大変な感謝をしていました。その先生がアメリカに帰られて、不安になった最中の行動であったと私は思っています。患者の行動にはそれなりの事情や理由があるものです。それをしっかり傾聴するのが医療人のあるべき姿です。命を預かる医療人としてあってはならない発言であったと私は今でもしっかり覚えています。患者さんは素人であり、当然先生方からしたら当然の如くいい放ちたいことも大いにおありになるでしょう。しかし、天狗になるのはいかがなものでしょうか?患者さんの目線に立って言葉を選択し、正しいことを伝えていけるドクターであってほしいと願います。この事件以来、2度と診療を受けには行っておりませんし、行くつもりもありません。
長くお世話になっているからか先生とも話しやすい。本人が要望しない限り無駄に薬を出さない。