門司港の埼にある灯台です。散策していると、海に沈んでいる灯篭に気付きました。源氏、平家の壇之浦の戦。宮本武蔵と佐々木小次郎の、巌流島での決闘、また、長州軍と外国との下関戦争。関門海峡の歴史を語っているかのように立っている岸辺の灯篭に哀愁を感じました。
近くにある部埼灯台のように立派な灯台ではないですが、狭くて潮の流れが速く往来する船舶の数が多い関門海峡の安全を守っています。
レトロラインに乗車して終点下車、海峡に沿って遊歩道があります。大型船・小型船・漁船など、かなり流れの速い潮を必死で航行しています。このあと関門人道トンネルを通り下関にぬける回遊コースをとりました。海峡を挟む港町の風情と新鮮な魚介類が魅力の関門海峡です。
下関海峡を往来する船舶群が堪能できます。10万トンクラス、自衛隊、海保、輸送船、タグボート、パイロット船、漁船と、本当に多様な船が目の前で見れます。予想以上に素晴らしかったので、数日間滞在しました。航行してる船を見るのが好きなら、何時までも飽きない場所です。
他所で見かける灯台はもっと高くて遠くからでも見えるのに、この灯台はチビッ子で可愛いです。それでもドンと構え海峡を航行する船を見渡し頑張っている姿が誇らしげでした。
九州最北端。潮見鼻。地図上の最北端は企業敷地内で行けないし埋立地だし、明らかに面白くないからここが自分の最北端。本州から関門トンネル人道を渡ってたどり着いた。速い潮の流れ、行きかう船、関門大橋、門司埼灯台、さっきいた本州側を見渡せる景観。人道を渡ってくると、通商航路、防衛線、合戦場として歴史的なこの海の要衝の下を自分の足で歩いてきたことをかみ締めさせてくれ、高揚感を感じる。下関側の公園が整えられ、ロープウェイと展望台の観光地化されたものと違い、遊歩道が整備された程度の場所ゆえに、歩きながら関門海峡を間近に感じることができる。
海峡を往来する船を見ていると、時間を忘れます。潮の流れで通過する船の速さに驚きます。
潮の流れが速いときは、まるで川のように流れていく。
やはりいいですよね。このあたりでオテントウサマ号が走ったと思うとw歴史ロマンですねw
すぐ近くを船が通り、渦潮が見れました!
下関側と比較すると、場所も悪く対岸であるだけ。人道を歩いて出てみただけで寂しい限り。
最北端…灯台…。( ̄∇ ̄*)ゞ