地球から五拾六億七千萬光年離れた所に地球によく似た惑星がある。その星の最高知的生命体がマカロニ君である。マカロニ君達は割とのんびりした性格で、主にうさぎの世話をしてきた。あるマカロニ君が瞑想を重ね、ゴールデンマカロニボディを達成し、時空を超えて地球にやってきた。時は嘉永六年、幕末の江戸にやってきたマカロニ君は海を泳いで宮島に渡り、原生林の中を散歩したり、弥山の古代の岩の中で静かに本を書いていた。ときどき、小さなリスが遊びに来るので、向日葵の種をあげていた。それから百年後、マカロニ君は同胞たちに本を渡し、七人のゴールデンマカロニボディ達成者が新たに誕生した。彼らは再び日本を目指した。福田繁雄にインスピレーションを与え、彼らと同じ姿の像を作らせた。像は中の橋(通称「太陽の橋」)に据え付けられ、竣工検査後の夜にこっそりと彼らは入れ替わった。八人のうち、七人は中の橋に立ち、宇宙からの光と愛のエネルギーを中継している。人々との触れ合いも楽しみのうちの一つだ。橋にいない一人は交代で好きな場所に出かけている。移動にはバスや地下鉄を利用し、新幹線に乗ることもある。みんなそれぞれお気に入りの場所があり、そこでカピバラと共に昼寝をしたり、野鳥に歌を教えてたり、サボテンの棘を数えたりしている。マカロニ君は自分自身を愛している。そして個々に調和の世界を持っている。日常のふとした瞬間にマカロニ君の事を思い出すことがある。これは自分が思い出したと思うかもしれないが、実際はマカロニ君からの通信を受けている。
戦後の混乱期を引きずった狭い通りの街を改良するなかで出来た、幅広い歩道をもつ橋です。紫川沿いの公園の一部のような感じです。
面白いモニュメントがあり、夜は河からの街の夜景が綺麗でした。
整然と連なって行進するマカロニ星人がステキです。
なるとの女性(笑)
マカロニちゃん