各フロアにワインカフェやハンドメイド雑貨、インクと紙もののお店が入っている古い民家兼店舗をリノベした不思議空間。階段は狭くて急だったりしますが、次のフロアには何があるのだろうというワクワク感にあふれ、レトロな雰囲気も相まって居心地の良い時間を過ごせます。入り口の、ガラスのはまった木製ドアや赤いネオンもレトロマニアの心をくすぐります。昔は「サラリーマンバーともしび」という店舗で、上の階にオーナーが住んでいたそう。私は2つのお店を訪れました。202号室の「Tender Head」は手作りアクセサリーや、小瓶やビーカーの中にフェルトで地層を再現しててんとう虫や建物をあしらった小さなディスプレイ雑貨、いろんな鳥の羽根なんかもあって、眺めるだけでも楽しめるお店です。401号の「Endpaper」は、インク沼の人たちに知られたお店で、オリジナルインクや手製本ノートを扱っています。オーナーさんが丁寧に品選びに助言してくださり、インクがよくわからない私も楽しめました。