興味深いですね〜
船頭重吉が建てた供養碑のあるお寺です。船頭重吉は船が難破して十七ヶ月(!)もの長い間、太平洋を漂流した後に、イギリスの船に助けらて無事日本に生還したという数奇な運命を辿った人です。後に尾張藩によって士分に取り立てられるのですが、海で死んだ仲間の供養のために武士の身分を捨て、お金を貯めて供養碑を建立したのでした。死んだ仲間のために供養碑を建立したところに重吉の人柄が偲ばれます。それにしても、名古屋にもジョン万次郎のような経験をした人がいたのですね。驚きました。
とても優しい応対でした。御朱印はされてないそうです。