堂々の墳丘長98m。守山古墳群最大。名古屋市でも最大・最古クラスの前方後円墳。ほぼ古墳が丸ごと白山神社の境内として緑地保全されており、後円部にお社、前方部に参道という素直な配置のおかげか立派な姿をよく今に留めている。ただ大きい古墳あるあるで、鎮守の 森 になってしまっているので、墳丘の形はつかみにくい。未発掘とのこと。古墳時代前期なら埋葬はおそらく竪穴式で、養老年間には神社になっていたとのことなら、もしかして盗掘されていないかも。祭神が女神様であることから、被葬者が女性の可能性を言う人もいるそうな。昭和45年に社殿を再建したなら、そのときに発掘調査して欲しかった。周りを住宅に囲まれてわかりにくいが、一筋の路地から視界が抜けて、やっぱりここが台地の端であることがわかる。できた当初は遠くからでも良く見えたろうね。
同じ場所の白山神社で初詣の時人で混雑します