国道365号富一コンクリ-トさんを西進(東名阪側道)すぐの十字路を南進すると集落の手前にあります。灯籠周りは草刈りがしてあり綺麗に維持・管理されています。説明板がありましたのでご紹介します。 -原文のまま-「尾前神社(おさきじんじゃ)跡」明治41年(1908年)国の一村一社の方針を受けて、延喜式内江田神社(えんきしきないえだじんじゃ)に合祀(ごうし)されるまで、この地には松林の中に小さいながらも荘厳(そうごん)なたたずまいの、尾前神社(おさきじんじゃ)があった。尾前神社の下には、安永6年(1777)に遷(うつ)された川原宮社(かわらのみやしゃ)があり、尾前神社を「上の宮(かみのみや)」川原宮社を「下の宮(しものみや)」と呼び、御館の村人の尊崇(そんそう)を集めてきた。また、境内には山の神を祀(まつ)る山神社(やまのかみ)があった。現存する大灯籠の奥、参道の入口と思われる傍(かたわ)らには、天武天皇御館頓宮(てんむてんのうみたちとんぐう)の碑(ひ)が建てられており、御館(みたち)の地名の由来と共に「壬申(じんしん)の乱」とのかかわりなど、古代史への推理が膨らむ史跡である。(後略)平成13年12月 三重ふるさと散歩道整備委員会と、なっています。