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勝呂廃寺
日本, 〒350-0212 埼玉県坂戸市石井357
外観
勝呂廃寺

コメント
mi
件のクチコミ №1

埼玉県に、「飛鳥時代」とは、「戦国時代」を通り過ぎて、ずいぶん古い時代の遺跡があるものです。発掘調査も丁寧に行われたようで、瓦屋根や礎石建物の構造がよく分かる案内看板があります。駐車場も広くて、30台ぐらいは十分に止められます。広場となっているので、広域避難場所でも使えそうな広い場所です。東京の武蔵国分寺跡のように復元建物でもあれば、「観光地化」できそうですが、礎石建物の面影を残しているだけ、想像するだけで「埼玉の飛鳥時代」にタイムスリップすることができる場所です。入り口は、南側の入口が広くて便利です。西側にも小さな入り口がありますが、石柱が2本あり入りにくいです。「埼玉の飛鳥時代」に思いを馳せていると、西側の「石柱」あたりで「ガシャンガシャン」と音がするので見てみると、車が入ろうとして石柱にぶつかっていました。この音で、思わず令和の時代に引き戻されてしまいました。石柱は、太くてびくともしませんが、何回かぶつかったようで傾いてはいますが、車は大損害です。ちょうど、桜が満開で見頃となり、訪れたと思われるのですが、桜どころではない様子でした。ご多分に漏れず、敷地の中に地区の方々が建立された「忠魂碑」があります。この地区で、先の大戦に赴かれて帰還できなかった方々のご芳名が記された台座付きの立派な忠魂碑ですが、残念なことに老朽化のため台座の部分のコンクリートが破損しており、立ち入り禁止となっていました。勝呂廃寺といい、近くの勝呂小学校といい、見事な桜に囲まれた「忠魂碑」は、飛鳥の時代から現代まで、地区の方々の歩みを見ておられると思うと、先達のご苦労が偲ばれる場所でもあります。飛鳥時代はもとより、「昭和」は遠くなりにけりです。

Ma
件のクチコミ №2

律令制が整ってきた7世紀後期の創建とされる古寺中の古寺跡。東山道武蔵路がここを通っていたとも言われています。地形的には北側にある越辺川方向に突き出た舌状の台地上にあるので、往時は見晴らしの良い適地だったに違いありません。遺構の保存状態は良いとは言えませんので、ちょっと残念ですが… 歴史的には非常に重要な遺跡です。そして、北側にあった公民館(元校舎?)の建物が取り壊されていたので、以前より見晴らしが良くなりました。今後の遺跡の展示方法に期待です。以下に看板をGoogleLensで落としたものを(教育委員会が作成したにしては、あまりいい文章ではない)。勝呂廃寺 埼玉県選定重要遺跡飛鳥時代の終わりころ(六八〇年ごろ)、この地に寺院が建てられました。 発掘調査によって、寺院の建物に使われた瓦や鉄の釘、土器などがたくさん出土しました。 また、五重塔などの先端につけた青鍋製の相輪が発見されました。埼玉県内において最古の寺院のひとつです。 建物の柱が建っていた部分にコンクリート柱を埋め建物の一部を示しています。旧勝呂公民館の周辺は、古くから古瓦が出土することで 知られていました。 昭和六年 (一九三一年)に刊行された 「埼玉県史」には、石井廃寺址として記述されています。 昭和五四年(一九七九年)と昭和五五年(一九八〇年)に、寺域範囲確認調査として発掘調査を行いました。この結果、建物の一部、寺域を区画すると考えられる大溝、道路跡、 建物に吹いた瓦、釘などが出土しました。また、県内初となった、塔の先端に建てた青銅製の相輪が発見されました。瓦の年代から、勝呂廃寺は七世紀後半(六八〇年前後) に建てられたことが分かりました。これは、県内でも最古のお寺のひとつで、塔の相輪が出土したことは、重層の塔が建っていた可能性を示しています。勝呂廃寺に葺かれた創建期の瓦は、鳩山町にある赤沼瓦窯址で焼かれていました。勝呂廃寺の歴史を考えるには、瓦の生産地や勝呂廃寺を建てた豪族など、坂戸だけでなく周辺の遺跡をも含めた広い視野で考えなければならないようです。出土した瓦などは、市立歴史民俗資料館に展示しています。また、建物の基礎として使われたと言われる礎石が、勝呂小学校の校庭にあります。平成二十年二月坂戸市教育委員会

山本
件のクチコミ №3

飛鳥時代に建立されたとの事。もし残っていたらと思うとワクワクしますね。それと同時に仏教が凄い早さで広まったんだと感心します。

at
件のクチコミ №4

特にみるものはないのだが、「昔からこの辺りでは瓦が出る」と言われていたり、実際に、1000年以上の建物の瓦が見つかったりした話を聞くとワクワクしてしまう。確かに、この辺りは肥沃な土地のようだし、水にも困らなそうだ。駅からは遠いが、縄文人や古墳時代の人にとっては一等地だろう。

ha
件のクチコミ №5

廃寺といわれても…

わか
件のクチコミ №6

坂戸市内にある史跡。

Br
件のクチコミ №7

個人的には行く価値なしです。

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35 写真
7 コメント
3.2 評価
  • 住所:日本, 〒350-0212 埼玉県坂戸市石井357
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