丈夫そうなトンネルですね。
明治航空基地は太平洋戦争中に存在した海軍の基地です。現在はこの史跡を含め、数カ所の施設跡を残しているだけで地元でも知る人は年々少なくなっています。基地跡に立つと広大に水田が広がっているだけですが、真っ平らな土地から航空基地があったことを想像させます。現在は特別養護老人ホーム「ひがしばた」の駐車場中央に史跡として整備されて悲劇を語り継いでいます。近寄ると無骨なセメント製のトンネル入り口のように見えますが、壁の厚さがただのトンネルでは無い事を感じさせます。20年ほど前はまだ周囲に多数同じ物が見られましたが、徐々に姿を消しています。ほぼ形は同じですが、弾薬を入れた物や燃料を入れた物、資材を入れた物など分けられていたようです。ここに残された物は燃料庫としてドラム缶を保管していた場所です。ぜひ実際に訪れて記憶に残して語り継いであげてください。