久喜と桶川を結ぶ道のほど近くにある延喜式内社。たけひめ神社と読みます。残念ながら寂れてますが、創建は６世紀で、祭神は海神綿津見神の娘で神武天皇の祖母となるトヨタマヒメ。明治期に稲荷大明神の別名を持つウカノミタマを祀る稲荷神社を合祀したとか。樹齢600年という椎木が印象的です。

延喜式の多気比売神社とされる神社です。さいたま市緑区の氷川女体神社も多気比売神社の論社のようですが、『風土記稿』が式内比定しているように、個人的にもこちらが式内社かな、って気がします。現在は川の傍にひっそりと建つ村の神社という感じで寂しいです。

椎の巨木があります。推定樹齢約600年。御神徳を感じ何度も触れさせていただきました。こじんまりとした神社ではありますが、瓦葺の屋根に中央にある神紋が「十六弁八重菊」であり畏み恐れ多いことであります。

タケヒメと詠みます。延喜式にも載っているくらいで桶川最古の神社です。望む赤堀川の桜祭りの頃に訪れればよりいいと思います。巨大な椎の木も見物。末社は3つありますが、名前が記してないのでそれぞれ何社かはわかりませんでした。

シイの大木が目印の赤堀川のほとりにある水辺の神社です。安産と子宝を御神徳とする“豊葦健姫命”を祭神とする旧･篠津村の村社とのことです。推定樹齢600歳のシイの御神木や、300年近い昔の将軍徳川吉宗やお奉行大岡忠相の時代の庚申塔や力石があるなど、地域や神社の歴史に思いを馳せることができるパワースポットです。

相当に古い由緒ある神社