明日亡くなる人が、無事に浄土へ行けるよう手を合わせに来るのだと伝えられるみちびき地蔵。「まんが日本昔ばなし」でも放送され、トラウマ回として 多くの子供達の心に刻まれているのであぁ、あの話かと思い出す方もおられるのではないだろうか。ある日、野良仕事の帰り道。その地蔵の前を通りかかると若者が一人、地蔵に手を合わせている。まだ若いのに、かわいそうに。何があったんじゃろーか。若者が姿を消すと、すぐに現れたのが村で一番のご老人。最近は調子が悪かったと聞くでぇ、いよいよダメじゃったかぁ。しかしどうしたことじゃろう。老婆の後ろにも、そしてその周りにも何人も何人も、小さな子供から若者、ご老人まで たくさんの人が地蔵に手を合わせようと現れる。家に帰ってその旨を話すも一笑に付されるのだが、翌日の大潮の日。村人が総出で海藻や魚介類を取りに浜へ降りていた時のこと………その時の津波で亡くなった方は61人、それに牛と馬が6頭だったと書きつけられているそうだ。
子供の頃みた、まんが日本むかしばなしで無茶苦茶怖かったイメージがあります。気仙沼大島大橋が開通して、初めて大島まで来たので、ここは必ず見ておきたかったです。出来れば津波の前に見ておけば良かったと後悔しています。
まんが日本昔ばなしにも出てきた死者の霊を極楽浄土に導くという地蔵です。大島に来た際にはぜひ訪れてほしい場所です。
有名なお地蔵さんです