神社の創建は平安時代の後一条天皇のころ(十一世紀前半)と伝えられる。かつては龍王大権現と呼ぱれていた。逆川の社名は明治初期につけられたもので、本来は東流すべき社地内の小川が、地勢の関係で西側(山側)の低地に流れる姿に依る。社地はかって人々の往来で殷賑をきわめた伊勢街道沿いにあり、三千六百坪余の広い神域に立派な松林が見られて旅人を和ませていたようだが、近年は虫害で松はほとんど姿を消した。神社は昔から疼疾に霊験ありとして信仰が篤く、とくに境内地北東にある弁天池(水面の中央に祠がある)の水を手足につけるとひび・しもやけ・悪疫にかからないという伝承がある。社宝としてかって地元で踊られていたかっこ踊を描いた絵馬二面があり、津市指定文化財となっている。
散歩してて神社が有るのにビックリしてました、何かのご利益が有ると思ってたまに行きます☺️
国道23号を走っていると、逆川神社前という交差点が出て来ます。そこを西に入って行くと、旧伊勢街道に突き当たり、右折すると神社があります。国道側にも入口はありますが、車がとめられません。また、大きな狛犬が置かれた表参道の南側にも、保育園の敷地に沿うように参道があります。表参道を真っ直ぐ進むと、左手に茶色がかったオレンジ色の屋根の拝殿があります。拝殿正面の鳥居右側には、なで牛や、山の神があります。また、拝殿の右側にも鳥居があり、そこをくぐって行くと弁天池があります。今は、水はほとんどありませんが、真ん中のお堂までは行けませんでした。