東急線や各種地下鉄線、JRを結ぶ通路であり、また商店街になっている憩いの空間です。特筆すべき点として階段を降りてすぐのところで天井が一部不自然に低くなっている場所がありますが(動画もアップロード致しました)、これは渋谷川の暗渠で、私たちはコンクリートで固めた渋谷川のすぐ下を歩いている構造になっています。もともと渋谷駅の東口側は渋谷川が流れていたために地下の開発が困難な環境でしたが、その川自体をまるで地下鉄線のようにコンクリの路線とし、その下を十分な対重量計算のされた柱で支える事でこの広場が出来上がりました。土木技術の進歩と発想の転換が生み出した、新しいタイプの都市景観と言えますので、興味のある方は是非そういった時点で眺めて頂けると、面白さも増すことと思われます。