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筑摩蓮沼会館
日本, 〒521-0001 滋賀県米原市朝妻筑摩2481−2
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筑摩蓮沼会館

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筑摩地区は、石田光成の辞世の句として歌われた。『筑摩江や芦間に灯すかがり火と ともに消えゆく我が身なりけり』である。「筑摩江」(ちくまえ、つくまえ)は天野川の河口の朝妻筑摩から入江内湖にかけての地域だと推定される。筑摩江の附近には湖に沈んだ村と言われる「尚江千軒」遺跡がある。『近江国坂田郡志』などに「かつて尚江と称する大村があったが、正中二年(1325)十月十一日の大地震のため、わずかな家を残して全部落が湖中に没した」と記載されている。筑摩神舎には2回の模写を経て最後に江戸時代に写されたとされる絵図が伝えられている。『絵図』には筑摩神社から約六丁(654m)の馬場が湖岸の大鳥居まで延び、その南北には「神立」「西邑」の2つの集落が描かれているが、現在ではいずれもみることができない。この部分が水没したものと推定される。滋賀県立大学の水中考古学の調査では、土器や瓦などが多数発見され、言い伝えの正しさを立証した。粘土質の土層に人為的に掘りこまれた2基の土坑が確認され、検証の結果、これらの遺構は大地震などで一気に湖底に沈下した可能性が高いと判断された。米原小学区、米原中学区。明治7年、朝妻村が筑摩村が統合され朝妻筑摩村となる。明治22年、梅ヶ原村、米原村、下多良村、中多良村、上多良村、朝妻筑摩村、磯村をもって入江村発足。大正12年、入江村が町制施行・改称して米原町となる。昭和31年、醒井村、息郷村、米原町が合併し、改めて米原町が発足。平成17年、山東町・伊吹町・米原町が合併して米原市が発足、現在に至る。

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  • 住所:日本, 〒521-0001 滋賀県米原市朝妻筑摩2481−2
  • 電話:+81 749-52-3723
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