この辺りではこれ程のスケールと歴史を持つ寺院は見当たらない。優美な姿の本堂をはじめ 堂宇構成の見事な事も 特筆する。伽藍を静かに巡ると 己れと静かに対峙することになる。一角に有る 勝軍地蔵尊は猪に跨がる姿で初めて見た時は少しく歎息した事を 朔日の如く蘇る。
正式名称は八葉山来迎院長久寺。真言宗智山派の寺院です。創建年代等は不詳ですが、境内には貞治2年(1361年)銘・応安5年(1372年)銘の古碑が残されています。イノシシに跨る勝軍地蔵は市指定有形民族文化財です。一本松駅から徒歩10分。境内に駐車スペースもあります。