二階が会議室兼図書室。帯解、山町地区関連の市販図書に加えて土地の関係者によって収集作成された郷土の資料が整然と並んでいる、今では古くなって、県の情報館や奈良市立図書館では見つから無い様なや、年代的に若い人は知らないような土地の情報等も当館の関係者を通じて古い時代の話が聞ける場合もある。特筆すべきは過去(明治以降に)の検定教科書を全て保存してあるとのこと、かって家永三郎による教科書検定(今では家永三郎の名前も知らない若い人が多いと思うが),今も延々と続く国家による教科書検定に対し違憲訴訟を起こした人だが(当時東京教育大学、現筑波大学)の教授だった。この人が裁判の調査の必要性から保存された過去の教科書の調査に来館した事があるそうだ。残念ながらいまでは教科書検定違憲裁判そのものもある年代以上の人は知らんだろう(wikiアタリで調べて下さい)。和算に関する関心が増えて(知る人ぞ知ってたんだろうが)この算額が近くの円満寺や少し離れますが弘仁寺にあります。でもこれって難しいだよね、今の中高校生レベルの円(二次元の図形。三次元だと球だけどこれだと現代のGPSに関係する)大学の先生はもっと解けないかもね!
陰気臭くて使いにくい公民館ですね、でも館職員は親切丁寧です。
職員が親切