御神体の石の上には木が数本生えています。しかも、そこそこ大きくて石の上に生えていることが不思議です。アクセスがあまりよくなく一号バイパスをくぐった先から狭くなり、軽自動車ならなんとか大丈夫かと思いますが、ミニバンなどの大きい車はムリかと思います。
初めてなら中々です。大きな石も見れますよ。
立石稲荷 島田市野田御神体として高さ8m 幅10mの巨石を祀る稲荷社。その昔、沢の砂防工事を行う際に、この巨石の西側部分を砕き次々運んで工事をしたという所が今も残ることから、元々はもっと巨大な石だったと考えられている。商売繁盛や大漁祈願などの御利益があるとされ、江戸時代末期より「波田のお稲荷さん」として、地元民をはじめ焼津の漁師や島田の芸人達に親しまれてきた稲荷社で、毎年3月の第1日曜日に、地元の方々により祭事が執り行われている。
立石稲荷(波田のお稲荷さん)その名のとおり、石が山の中に立っていることから、この名がついたのではないかと言われています。昔、大雨のために山崩れが起き、砂防工事が必要になり、この石の西側部分を砕き1個づつ背負って沢の奥へ運び、工事を完成させたと言う場所が残っていますが、その後もなお、これだけの大きさを誇っていますから、元の大きさは相当なものだったと思われますいつ頃から「お稲荷さん」として祭られたのかは不明ですが、その頃の物と思われる資料もあり、百数十年前が起源ではないかと言われています。焼津の漁師や島田の芸人達に信仰する人が多かったらしく、鳥居が十本ほど立っていた時もありました。お稲荷さんは、全国的に三月初午が祭日になっているようで、ここでもその日は祭当番が出て赤飯やおでんなどを振舞って、にぎやかな一日となり、たくさんの供物も奉納されます。
御神体の高さ8m、幅10mの巨石を祀る稲荷社