明治時代のアメリカ建築が楽しめます。昔はこんな生活してたのかと思うと、現代がいかに便利か学べます
開放的で快適な住宅。
風見鶏の館との共通券¥650を利用しました。靴を脱いで見学します。フローリングなので冬は寒いかも?毎正時と半に時計がきれいな音色を奏でます。
21/1/17 観覧。萌黄の館(もえぎのやかた)。明治時代に当時のアメリカ総領事 ハンター・シャープ氏の邸宅として建てられました。壁全体を萌黄色に塗られたコロニアル様式の木造二階建てで、内容はバロック様式が主ですが、様々な様式も贅沢に取り入れられています。赤レンガ積みの煙突が3本立っていますが、1995年の阪神大震災により全て倒れ落ちて、主屋自体も甚大な被害を被ったそうです。今は再建されていますが、その時に落ちた煙突の一つが裏庭にそのまま残されています。昭和55年に国指定重要文化財となりました。この日は北野異人館街巡り。その最初に訪れました。少し肌寒い日ですが、周辺は急な坂道ばかり。入り口がある北野町中公園に着いた頃には身体も温まってきました。入り口は公園の端にあり、その横のベンチにはサックスを吹くおじさんの銅像。何でしょう…この人がシャープ氏なんでしょうか?先ずは外観を観賞。鮮やかな萌黄色が異国情緒たっぷりです。欧米ではありふれたものなんでしょうが、当時の日本人には無い美的感覚でしょう。ビックリしたでしょうね。というか、よくこんな色のペンキがあったもんです。入ると左手に券売機があります。そこでチケットを購入し中へ。そこから外装を堪能していると中からスタッフの方が出てきて『チケットはお持ちでしょうか?』と声を掛けられました。あ、中に入らず徘徊していると不審者そのものですよね…チケットを渡すと『ゆっくりお庭も見ていって下さいね』と言って戻られました。裏庭に回ると、そこは日本庭園っぽく石籠がひとつ。柑橘系の木にはたわわに実が実ってます。面白いですね。脇にはトイレと煙突が。どうやらこれが倒壊して落ちたやつですね。地面に突き刺さってます。木造の建物なのに全壊しなかったのは奇跡ですね。中へ入ってみます。1階は右手に食堂、左手に応接室、その奥に書斎、正面は2階への階段となっています。配膳室と厨房もあるようですが、一般公開はされていないようです。先ずは食堂へ。狭い部屋ですが、ピアノや暖炉のある落ち着く空間です。何より南側にある窓からの陽射しが美しい。こんなところで朝食を頂きたいものです。子供が弾くピアノなんか聴けたら最高ですね。次に応接室へ。こちらからは裏庭が見えます。おしゃれな椅子に座りながら談笑していたのでしょうか。何故かテーブルには俳優のサインが置かれています。出来れば雰囲気が損なわれるものは別の場所に置いて頂きたいものです。続いて書斎へ。応接室と扉で繋がっています。少し殺風景な部屋ですが、シックな感じで落ち着く空間です。窓の両脇にあるライトがとってもお洒落です。薄暗く目が悪くなりそうですが…2階に上がると正面がテラス、右が子供部屋、左に化粧室、両奥は寝室が2つ。子供部屋にはベッドとぬいぐるみや遊具が置かれており、楽しい雰囲気。あとはタンスがあるだけ。この時代には勉強机とかはないのでしょうか?そこから続いて居る部屋は居間。こちらはベッドは無く、背の低いテーブルの上にチェス盤が置かれ、それを囲むように椅子が四方に並べられていて応接室になっています。食後はこちらで娯楽に興じていたのでしょうか。戻って左側の化粧室はふわふわのソファーと化粧台のある部屋です。椅子に置かれた造花が綺麗です。そこから一旦廊下に出て東寝室へ。こちらにもベッドは無く、丸テーブルの上にワインボトルとグラスが2つ置かれています。大人の空間です。朝の柔らかな陽射しが差し込んでいて、ここで過ごすだけで贅沢な一時を味わえそうです。廊下をまっすぐ行くとテラスに出ます。こちらからは神戸の街を見下ろせます。夜になったらさぞかし綺麗なんでしょうね。ここに住んでみたいです、一泊だけ。北野異人館街には専用駐車場はありませんが、周りに沢山コインパーキングがあります。事前に安い場所を調べておく事をお薦めします。入場料は直ぐ近くの『風見鶏の館』との共通チケットも販売されています。かなりお得ですので、選ばない手はないですよ!
通りすがりに見ました。アメリカ合衆国総領事ハンター・シャープ(Hunter Sharp)の邸宅として1903年に建てられたこの西洋館は、A.N.ハンセルの設計といわれている。
ガーデンでも寛げます
風見鶏の館の隣にある。
ここだけ周りの異人館と比べて入場料がはるかに安い。風見鶏の館と萌黄の館はセットでとてもお得。中も素晴らしいです。広い庭も見学出来ます。
風見鶏の館と対を成す北野地区のシンボル的な存在です。
もえぎ色。アメリカ風の作りとのこと。裏庭に、震災時に落下した煙突が有ります。知らなかった。
セット券のある風見鶏の館との周遊がおすすめです。市営であることもあり安い代わりに、インスタ映え狙いすぎの他業者の施設に比べると調度品は少なめですが、風見鶏の館よりはこちらの方が充実しています。
なかなか個性的な建物です。
異人館は、どれもステキな雰囲気が楽しめます。個別に入場料を支払うといい値段なんで、周遊券を買われることをお勧めします。
外観は素晴らしい。中はそれなりでした。あまり体調が良くなくて、それも影響したのかもしれませんが、印象に残るものがありませんでした。それでもここは人気スポットなので人は多いです。
とても綺麗な色合いの館でした風見鶏の館とセットで大人一人650円です
明治36年(1903)にアメリカ総領事ハンター・シャープ氏の邸宅として建築された木造二階建て、下見板張りの異人館で、昭和19年(1944)に小林秀雄氏の住宅になったそうです。長らく「白い異人館」と呼ばれていたそうですが、昭和19年(1987)からの修理で、建築当時の淡いグリーン色の外壁に復元され現在の名前になったそうです。
黄緑色の建物を見て、さすが神戸“漢”Kawasakiのライムグリーンはこの建物から来たのかと思ったのは私だけ(笑)
ここと風見鶏の館はセット券があり、リーズナブルに見学できます。異人館はたくさん残っていますが、時間が限られている方はこの2館を抑えておけばあとはスキップしても問題なし。
風見鶏が目立って若干影が薄い。高台にあるので、三ノ宮から歩くとちょっと大変。
昔は白い異人館と言われていたようです。
風見鶏の館と共通見学券なのでリーズナブル館の名前は、この館の外壁塗装が萌黄色だったことに因んでいるそれほど広くない館内は派手さなく、センスのいい調度で飾られている一階リビングの金魚鉢は必見一瞬、金魚がいるように見えるが実は絵館外にも金魚がいるので探してみよう
もえぎ色いいね。とっても素敵です。
異国情緒。室内の装飾や家具にノスタルジー
優しい色合いが綺麗です。
2館券がお得だよね❗
外から見ただけ
高台にある、木々に囲まれた落ち着いた雰囲気の洋館です。
風見鶏の館とセットで入館がおすすめです。
風見鶏との共通チケットは、混雑時は萌黄で買った方が断然早い。
入館は靴を脱がなければいけませんので,注意が必要です。
Moegi no Yakata, the green house.
朝ドラ「べっぴんさん」
震災で落下した煙突がそのままの形で庭先にあり、この建物と20年ほど前に亡くなった曾祖母と同い年ともあって感慨深く思ってしまいました。
震災で被害を受けた煙突が、そのままの形で残っていました。
綺麗でした
一番好きです。
こんな家に住みたい