宮本武蔵の養子の伊織が建てた碑です。綺麗な形で岩に刻まれた字が残っており、当時の美しい書体をと読むことができます。もちろん内容については、解説の看板が横に置いてありますのでご安心を。また、ちょっとした展望台もあり、目のまでに広がる海を見渡すことができます。そんなに高い山ではないので、ちょっとした運動がてらに、散歩がてらに気軽に訪れることもできます。伊織もどんな気持ちでこの山を登り、この碑を残したのだろうと思いを馳せてもいいかもしれませんね。小倉城と巌流島に併せて、ここもぜひ寄って欲しい!
宮本武蔵の碑のある手向山山頂から巌流島が見下ろせる。手向山は小倉小笠原藩主小笠原忠真公から剣豪宮本武蔵の養子で小倉藩筆頭家老である宮本伊織が拝領した山で、この宮本武蔵の碑は宮本伊織が養父を顕彰して立てたもの。元々は近くに宮本伊織の墓と宮本家代々の墓所もあったようだが、明治期に下関要塞を築く際に麓に移築された。今は近くに剣豪宮本武蔵と巌流島で闘い敗れた佐々木小次郎の碑があります。ここ宮本武蔵の碑とともにご覧ください。
実際には亡くなった場所ではなかった。でも、近くに展望台もあり景色も良いです
宮本伊織が亡き師を想い1685年に彫った名文がこんなに美しい状態で残っている事が素晴らしいです。
経年劣化で風化したため、碑に刻まれた文字が見にくくなっていました。
吉川英治の小説を読んだあと、小倉に小倉碑文が有るのを知り、行ってみました。