芭蕉の「野ざらし紀行」: 草の枕に寝あきて、まだほのぐらきうちに濱のかたに出でて・・・貞享元年(1684)、芭蕉は〔浜の地蔵〕として知られる龍福寺を訪れている。再建された本堂のそばに句碑などがまとめられ、〔白魚句碑〕として桑名市の指定文化財になっている。・史蹟浜の地蔵堂跡 白魚句碑・白魚塚・芭蕉句碑 明ほのやしら魚白き事一寸 芭蕉桃青「野ざらし紀行」の上記の文に続いて出てくる句。・芭蕉句碑 闇の夜や巣をまとハして鳴ちとり はせをうっかりすると見逃しそうな碑。寛政5年(1793)10月12日(芭蕉の命日)建立。・芭蕉・木因連句碑雪薄し白魚しろき事一寸 芭蕉翁白うをに身を驚ろくな若翁 木因昭和39年(1964)2月の再建碑(旧碑は伊勢湾台風で流失)。
石碑はありますが少し寂しい。