神明崎に降りたところ、浮見堂から見る恵比寿様は、東日本大震災の後に製作された新しい像で、三代目になります。この三代目の恵比寿様を、津波で流されて行方不明だった二代目に代わって設置しようとしたのですが、その設置直前になって、なんと近くの海底から二代目が発見されるという珍事が。そこで、三代目はそのまま浮見堂近くに設置し、帰って来た二代目恵比寿様は、新たに境内に置かれることになったわけです。不思議なこともあるもんです。気仙沼の恵比寿さんは、二人になるようになっていたのかもしれませんね。
初代の恵比寿像が昭和7年に建立されていたが、昭和十八年に太平洋戦争の金属回収により供出。台座だけが残っていたが、昭和六十三年に復元建立。東日本大震災の津波により行方不明になっていたが、海底から発見された。現在は、五十鈴神社の境内に置かれている。
震災時に、津波で喪失しましたが、奇跡的に海底から発見され、無事に再建されました。これからの気仙沼の繁栄を願って下さい