銀座記念碑巡り②〜銀座発祥の地銀座二丁目、中央通りの歩道に設置されている。そこはティファニー銀座本店の前である。江戸時代初期、徳川幕府は、現在の中央区銀座に、銀座役所(銀貨幣鋳造所)を設置したことに始まる。碑文には、銀貨幣鋳造の銀座役所を設置したこと、新両替町という町名があったが、通称を銀座町と呼ばれたこと、明治2年に正式に銀座が町名となったこと、が記されている。決して大きくはない記念碑だが、歩行者天国を歩く人々にも少し足を止めてほしいと感じる次第。
ティファニー前に碑があります。江戸時代にはこちらに銀貨の鋳造所がありました。現在の造幣局と違い、民間鋳造した銀貨を幕府に納めて金をもらっていました。元禄2年(1689)以降は幕府の勘定奉行の支配下に。享和元年(1801)銀座役所は日本橋蛎殻町へ移転しました。当時は両替町と呼ばれ、銀座という名前は通称でしたが、明治5年(1872)新両替町で火事がありその復興の意味を込めて洋風レンガ造りの通りが生まれ銀座通りの名前が生まれました。
銀座発祥の地の石碑がティファニーの前にあります。歴史の授業で教わった通り、ここで銀が扱われていたと思うと奥が深いですね。そして、今もこの場所では銀の宝飾品が売られているのも、不思議な感じです。
銀座発祥の地の碑です。元々は銀貨幣の鋳造所があったのですね。そこが今では高級商店街になり、日本一地価の高い場所となっているのは納得の歴史といってもいいかもしれません。人も多く、時間に追われ、何かと慌ただしい東京ですが、たまには立ち止まり在りし日を思い浮かべるのもいいかもしれませんね。
銀座に行かれたら足を止めて見てみるのを良いかとおもいます
慶長十七年(1612年)に徳川幕府がここに銀貨幣鋳造の銀座役所を設置したそうです。当時の町名は「新両替町」だったそうですが、通称として「銀座町」と呼ばれていたそうです。明治二年になり、ついに公式に「銀座」が町名になったそうです。
石碑に説明が彫ってあります